WR検 ワークルール検定

啓発推進委員からのメッセージ

  • 浅沼弘一(金属労協顧問)

    ワークルールは、働く人にとっても、働いてもらう側にとっても、大切な約束ごとです。これを知らないで働く、あるいは、働いてもらうというのは、ライセンスなしに車を運転するようなものであると言っても過言ではないと思います。
    ワークルール検定は、そういう意味からも、大切な約束事を知っているということの証となります。また、単なる看板となるだけに留まらず、研修の要素も含まれているため、独学では得にくい知識を得ることができるところにも特徴があります。
    このところ、働き方の多様化が進んでおり、それにまつわるトラブルも増えつつあると聞いています。自由な働き方や様々な雇用の形態は、働く側にとっても、働いてもらう側にとっても、メリットが期待できる反面、これまでの常識では解決できないようなケースに遭遇することもあるもしれません。そのような場合でも、ワークルール検定で得たものを土台として、働く側にとっても働いてもらう側にとっても、よりよい環境を作り上げていくことができると確信します。