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時間外労働について、正しいものをひとつ選びなさい。
- 使用者は、労働者の過半数を代表する者と協定を結ばなければ、労働者に時間外労働をさせることができない。
- 1日7時間勤務の労働者を8時間働かせた場合、1時間分は割増賃金を支払わなければならない。
- 使用者は、1か月に60時間以上時間外労働した労働者の割増賃金の割合を下げることができる。
- 割増賃金の割合は、使用者が自由に決められる。
正解は1
使用者が労働者を1日8時間・週40時間以上働かせるためには、労基法36条に定める協定を労使間で結ぶ必要があります。
割増賃金は、労基法に定める時間以上働いた際に発生するものですので、労働契約よりは長いが労基法の上限(1日8時間)に満たない時間の「残業」では、割増賃金は発生しません。