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徳住堅治(弁護士)
この度啓発推進委員に就任しました。1973年弁護士登録以来、労働者側の立場であまたの労働事件を担当して参りました。最近痛感するのは、労働者のみならず労働組合の役員・活動家も、そして会社の人事部もワークルールについての知識が乏しく、そのため遭遇する紛争が多いことです。働きがいのある人間らしいディーセントワークを実現し、会社が持続的発展するための第一歩は、みんながワークルールを知り、共有することです。ワークルール検定は、ワークルールを学ぶきっかけとなる貴重なツールだと思います。検定に向けて労働法の基礎知識や決まりごとなどのワークルールを学び、みんなで議論し働き方を見直すことで、職場を活性化させるいろいろなヒントを得ることができます。
ワークルール検定の啓発・普及のために、少しでもお役に立てたらなと思っています。