WR検 ワークルール検定

啓発推進委員からのメッセージ

  • 澤田潤一(公財 日本生産性本部特別参与)

    智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい――
    夏目漱石「草枕」冒頭の有名な一文です。
    職場は、性別や年齢、出身地が異なる人が集まる場所です。趣味や趣向、考え方、能力も様々で、自分では「当然」と思ったことが、職場では「受け入れられない」ということは、よくあります。本当に住みにくい。
    だからこそ、みんなが「ワークルール」を共有し、互いを尊重し合うことが大切だと思います。互いに認め合っているからこそ、遠慮なくモノが言い合える……そんな関係ができたら素敵ではないでしょうか。
    職場は、他の人から知識や技術を学び、自分を成長させることができる場です。力を合わせることで、一人ではできなかった事をできるようにする場でもあります。どういう職場にするかは、そこにいる人たち次第です。
    是非、みんなでワークルール検定に挑戦してみてください。きっと役に立ちますから。